製品情報

エナジー

2012年に世界でそして日本国内でHARMONIC®が発売されて20周年を迎えました。組織を把持・剥離・凝固・切離できる多機能性から1992年の発売以降、腹腔鏡下手術の普及と共に外科手術に浸透し、幅広い診療科において、開創手術でも多用されるようになりました。HARMONIC®はこれまでの20年間、世界で14,000,000例以上の外科手術で使用されています。

また、2010年に販売を開始したENSEAL®は、独自のテクノロジーを有し、より高いシーリング能力とより適切な温度コントロールを特徴としています。2013年5月には1台でHARMONIC®とENSEAL®の全ての製品が使用可能なジェネレーターGEN11を発売し、更に幅広い診療科で多様化していくエナジーデバイスへのニーズをサポートします。
1台で、超音波凝固切開装置HARMONIC® とバイポーラティシューシーリングシステムENSEAL® が使用可能で、様々な手術に対して、適切なエナジーテクノロジー、デバイスの使用環境を提供します。
日本人医師のニーズを多く取り入れ、剥離鉗子に似た形状を採用。向上したトリガーとクランプアームの高い連動性と相まって、繊細な操作性とスムーズな剥離をサポートします。
繊細な操作性とエネルギーデバイスに求められる高い止血力を1つのデバイスで実現。手術全体の効率性向上をサポートします。超音波エネルギーのみで7mmまでの血管の凝固・切離が可能です。
組織の状態を検知し、変化に応じてより最適なエネルギー供給を行います。過度な温度上昇とともにブレードの破損リスクを低減します。
オーバーヒートコントロールシステムによりブレードとティシューパッドが接触した際にデバイスが感知し、エネルギーレベルを自動的にダウンし、空打ち状態を制御します。
深部へのアプローチが必要な開腹手術において、1本で繊細な把持・剥離・凝固・切離が可能なその多機能性により手術の効率化をサポートします。
HARMONIC®テクノロジーは電気を組織に流さず、電流による神経刺激、側方への熱を抑えて、より繊細な手術操作をサポートします。
鋭すぎず鈍すぎないケリー鉗子型の先端形状により繊細剥離操作を追求。熱拡散を抑えながら確実なシーリングを目指したアルゴリズムにより、安全かつ低侵襲な手術をサポートします。
7mmまでの血管等の組織を「ワンモーション」でシールします。従来のラインアップにシャフトの曲がるタイプが加わり、組織への新たなアプローチが、より確実なシーリングをサポートします。
Adaptive Tissue Technologyとコンプレッションを組み合わせたシーリングメカニズムが開腹手術でより適切な止血をサポートします。
「凝固」「切離」「洗浄」「吸引」はこの1本で。すべての操作をOne-Handで実施でき、よりスムーズな内視鏡手術をサポートします。
各種エネルギーデバイスとの同期機能、排煙量・排出時間の柔軟な設定、高性能なフィルターより、サージカルスモークを適切に除去しクリアな術野維持をサポートします。
ドライな術野の確保の為に。操作性に優れた360°ローテートノブを持ち、2種類のジョーから手術に応じて選択可能です。