より適切で安全な縫合・切離を考える際、組織をしっかり把持し、平行かつ均一に圧縮することは、より適切な止血・ステイプル形成の観点からとても重要な要素となります。

ファイヤする際、しっかり把持できずに組織が動いてしまう場合や、フォーク間の組織が均一に圧縮できていない場合、ステイプル不形成のリスクが高まります。

EES リニヤー カッターは、パラレルコンプレッションロックとギャップセッティングパッドからなる「平行圧縮機構」と、よりステイプルラインの安心感を生む「6列ステイプリング」を同時採用。テコの原理を利用し、組織の厚みによるフォーク先端部の開きを抑制し、先端の過度の圧縮による組織の挫滅を防ぎながら2本のフォーク間の幅を均一に揃え、組織をより平行に圧縮を行います。

この平行に圧縮した組織に対して、ステイプルを片側3列の合計6列に配した6列ステイプリングを同時に実現する事により、EES リニヤー カッターは「6列平行圧縮機構」というより安全かつ確実な止血縫合をサポートします。